構造式を比較してみよう

シタグリプチリン

一般名:シタグリプチリン
商品名:ジャヌビア、グラクティブ
規格:12.5mg, 25mg, 50mg, 100mg



ビルダグリプチン

一般名:ビルダグリプチン
商品名:エクエ
規格:50mg



アログリプチン

一般名:アログリプチン
商品名:ネシーナ
規格:6.25mg, 12.5mg, 25mg



リナグリプチン

一般名:リナグリプチン
商品名:トラゼンタ
規格:5mg



テネリグリプチン

一般名:テネリグリプチン
商品名:テネリア
規格:20mg



アナグリプチン

一般名:アナグリプチン
商品名:スイニー
規格:100mg



サキサグリプチン

一般名:サキサグリプチン
商品名:オングリザ
規格:2.5mg, 5mg


DPP-4阻害薬一覧表

一般名商品名用法用量代謝・排泄半減期併用NG
シタグリプチンジャヌビア
グラクティブ
50mg/日、分1
100mg/日まで増量可
主に腎排泄10~12時間速攻型インスリン分泌促進薬、
SGLT-2阻害薬
ビルダグリプチンエクア100mg/日、分2
状況により分1
全身で加水分解4時間いずれも併用可
アログリプチンネシーナ25mg/日、分1主に腎排泄17時間速攻型インスリン分泌促進薬、
SGLT-2阻害薬、
インスリン製剤
リナグリプチントラゼンタ5mg/日、分1主に分中排泄105時間いずれも併用可
テネリグリプチンテネリア20mg/日、分1
40mg/日まで増量可
代謝(肝・腎)
腎排泄
24時間いずれも併用可
アナグリプチンスイニー200mg/日、分2
400mg/日まで増量可
主に腎排泄2~6時間速攻型インスリン分泌促進薬、
SGLT-2阻害薬、
インスリン製剤
サキサグリプチンオングリザ5mg/日、分1
状況により2.5mg
代謝(肝・腎)
主に腎排泄
7~11時間いずれも併用可

追記

平成26年5月23日
グラクティブ、ジャヌビア、ネシーナは効能・効果を「2型糖尿病」とする一部変更承認を取得したと発表した。
すべての経口血糖降下薬およびインスリン製剤との併用療法について有効性と安全性が確認できたため。

更新日:2014年5月26日